Hのグライオンについて🦂

レギュレーションHが始まって1週間ほど経過しました。

皆さん使うポケモンは決まりましたか?

パオカミが強すぎて使いたくても使えなかった相棒ポケや嫁ポケが活躍出来るかも.....と期待に胸を膨らませランクマッチ潜った方も多いのではないでしょうか。

 

しかしいざ潜って見ると、カイリューサーフゴー暁ガチグマといった環境トップのポケモンたちに嫁ポケがボコボコにされて悲しい気持ちになった人もいるかと。

 

私は前期死ぬほど悔しい想いをしたので今期は頑張ろうと序盤からガンガン潜りまくって気が付いたら対戦数が150戦を超え、序盤ながら2桁順位へと辿り着くことが出来ました(一瞬で溶けましたが)

 

実際カイリューサーフゴーガチグマブリジュラスウルガモスアシレーヌマスカーニャといったレギュHの新BIG6が出てきたと噂もされています。

 

しかしながら私自身実際に使ってみて上記のポケモンよりも恐ろしく凶悪な性能を持ち、未対策だとそのまま負けが決まってしまうヤツがいます.....

 

 

 

そう、こいつです👇

 

※泣いてるのカワイイ

 

みがまもTODでお馴染みのグライオンです。

このルールにおけるグライオンがいかに恐ろしく強い存在なのか

どうすれば勝てるのか

自分なりの考えをお伝えできればと思います。

 

 

 

グライオンの性能について

 

まずグライオンの基本スペックですが

 

タイプ:じめん 飛行

種族値:H75 A95 B125 C45 D75 S95

特性:かいりきバサミ すながくれ

夢特性ポイズンヒール

 

このように防御が高めで素早さも現環境の中だとそこそこ早い部類には入り、夢特性ポイズンヒール+どくどくだまで毎ターン体力を回復し相手には猛毒状態にする技のどくどくやタイプ一致打点の地震で削りを入れつつ倒す。

 

派手な火力はありませんがレギュHで間違いなく上位に食い込んでくるポケモンだと思っています。

毒を入れて身代わり守るを押しているだけで気づいたら時間切れ

TOD(タイムオーバーデス)判定で勝ちを拾える恐ろしく強いポケモンです。

このポケモンを前に降参ボタンを押した人は多々いるかと。

 

ではグライオンの何がそこまで強いのか?

話していきたいと思います。

 

 

 

 

・素早さラインの低下と天敵の出禁

そもそもグライオンの身代わり守るを成立させるためには以下の条件があり

 

・相手より素早さが上を取っていること

・上から攻撃されて尚且つ身代わりを張れるHPが残っていること

・挑発を喰らっていないこと

 

細かく話すとまだあるかもしれませんが長くなるので一旦ここまで

※あくまで個人の主観です。他にもこれあるよーって方いたら教えてくれると嬉しいです

 

特に素早さラインというのがかなり大事な部分だと思っていて

パオジアン、ハバタクカミ、テツノツツミといった圧倒的S種族値から動けて環境の中心であったこれらのポケモンの上から身代わりを張るという動きが困難でした。

なので1度攻撃を受けながら身代わりを張れるHPが残るように耐久調整したグライオンなんていうかも流行していましたが、今はそれらが軒並み使用禁止になったおかげで上から身代わりが張りやすくなりました。

 

陽気最速グライオンが今後暫く主流になってくるかと想定出来ます。

 

※陽気252振りでS実数値161

このSラインは結構重要なので調整する際は意識しておくと良いかもしれません!

 

これはグライオンからするとかなりの追い風であり、上から弱点を突かれたり挑発を受けるというのが過去ルールの中でも減少します。

 

そして何よりグライオン1番の天敵、

 

水ウーラオスこと連ウーの出禁です。

※キョダイマックス好き

 

特性ふかしのこぶしにより守るを貫通しタイプ一致弱点技を撃つことが出来る。

ウーラオスを選出画面で見た際には、グライオン視点からするとかなりの圧力がある

そんなポケモンでした。

 

しかし天敵がいないレギュHでもグライオン1匹で勝てるほど甘くはありません。

暁ガチグマのハイパーボイスアシレーヌの泡沫のアリアといった身代わり貫通技や特性浮遊の鋼テラス、毒テラス、環境トップのサーフゴーの飛行テラスや風船など対策方法は様々あります。

 

 

 

「え?じゃあ言ってるほどこいつ怖くないじゃん。」

 

 

 

そう思う方もいるかと。

あくまでグライオン単体だけであればそこまで怖くないポケモンです。

しかしこいつは取り巻きのポケモンと組み合わせることで難航不落、鉄壁の要塞となります。

 

個人的に強いと感じた並びが

 

グライオン

ママンボウ

・アーマーガア

 

この3匹です。

良く言われるママングライアマガですね。

 

このママンボウとアーマーガアの2匹がグライオンの苦手とするポケモン達に対して圧倒的受け性能をほこります。

 

アシレーヌやS種族値の高い高速特殊アタッカーはママンボウで後出しが間に合い

ママンボウでも後出し困難な暁ガチグマに対してはアーマーガアが受け出し可能。

 

実際使ってみると恐ろしく強かったです。

 

 

ではどのように対策すればいいのかと言われると正解はないのかなと思います。

 

竜舞スケショカイリューや」つららばりセグレイブで身代わり貫通してグライオンを倒したり、特性トレースでポイズンヒールをトレースしたり考えると色々あるかなと。

 

ママンサイクルは積みポケに弱いと言われてますしそれも実際対策の1つではあると思います。

しかし天然ポケモンやアンコール採用の特性いたずらごころエルフーンタギングル等)を選出されてしまうと積みエースがほぼ機能停止してしまいます。

 

更にテラスタルによる耐性強化が加わるともはやどの技を選択すれば良いのかあたふたしてしまうかもしれません。

 

ガラルマタドガススキルスワップグライオンを対策する方法もありますが、そのためだけに技スペースや構築の枠を埋めてしまうと構築パワーを落とす要因になり、他の構築に負けてしまう可能性も出てきます。

 

なので極力構築パワーは落とさずに1匹で見ようとするのではなく選出した3匹でサイクルを崩していく動きを意識するとぐんと勝率が高くなると思います。(プレイングレベルが出てくる部分でもありますが、実際これが1番効きます)

 

例を出すとすれば.....

 

①ハイボ採用の暁ガチグマがいるがアーマーガアがキツい

→アーマーガアの下から動けるようS0ガチグマで採用して下から羽休めを許さない

 

②クッション役のチョッキママンボウを崩せない

→電気テラス竜舞セグレイブを使ってママンサイクルを崩しに行く

 

③積みポケモンを連れて行きたいが天然ポケモンが来た時が大変.....

→天然ポケモンが選出されづらい高火力ポケモンを連れて相手に圧力をかける

 

他にも氷テラバで奇襲をかけたり考えると色々出てきますね。

ここまで試行錯誤してもレベルの高いプレイヤー相手だとギリギリの戦いを強いられますし何なら普通に負けます。

 

そう考えるとウーラオスの存在はとても大きく、グライオンの抑制力になってたんだなと.....早く戻ってきて欲しいですね。

 

長々と語りましたが、今期はカイリューサーフゴーガチグマよりもグライオンが恐ろしく強いと予想してなんとなーく記事でも書いてみるかと思って投稿しました。

 

シーズンはまだ始まったばかりで実はあのポケモングライオンに強いかも.....?

と言った発見もあるかもしれませんね。

 

みんなもグライオンには気を付けて!!

さそりをたくさんやっつけましょう!!

 

 

 

※さそり座のさてずむより

  実はスキルスワップが1番の対策なのかな.....??